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高校での色彩の授業

長年、専門学校、大学での色彩の授業を行う機会は多くありましたが、
今週は、はじめて高校にて色彩の授業を行いました。


嬉しい黒板 

かわいい高校生らしい出迎えに、びっくり☆

感動しました 

嬉しかったあー

皆、ありがとうね!!!





愛知県立安城農林高校にて、

『 カラーコーディネートを取り入れた市場出荷 』

というテーマで、色彩の授業をおこなわせていただきました。

これは、愛知県 「 社会人講師コーディネー ト推進事業 」 の一環です。





この学校は、なんと1901年(明治34年)に設立された

今年で創立108年を迎えた歴史と伝統のある 農業高校です




授業



1時間目の授業では、

色彩の基礎的なお話しをしました。




対比 


色は、いつも同じ色には見えているとは限りません。



花束作りにおいて、花どうしの配色の関係はうまくいき花束がきれーいにできたとしても、

ラッピングしてみたら、あれ?なんか、いまいち・・・ぱっとしない・・・・

って、ことありませんか?





寄せ植えを作る時も

あれ?一番値段が高かった苗を目立たせてメインにしたいのに、なぜか、目立たない・・・

なんでーー?せっかく、高いお花なのに・・

って経験ありませんか?





こういうことは、日常的によく起こり得る事です。



色は、他の色の影響を受けて

本来の色とは、違う色に変化してみえることもあるのです。

眼の錯覚です。




そんなときは、ラッピングペーパーの色を変えてみる。

苗の位置を変えてみる。

それで、随分変わりますよ





そして、次に配色のポイントをお伝えしました。




1時間目の授業で習った配色のポイントをもとに、


2時間目の授業は、


実際の出荷の現場でも使える!カラーコーディネートの実習を
お花を使って、グループ実習を行いました。




安城説明 
水野先生!花苗の準備ありがとうございました~





花の色は、ついつい、赤い花、黄色い花と

ぱっと見た目の印象で、簡単に考えてしまいがちですが、

実は、じっくり観察すると、実に様々な色が、

そこには、隠されているのです




たとえば、

下の写真のプリムラ ↓



annjyou プリムラ 






花色はアイボリー

と単純に1色で、簡単に表現もできますが、 、、、



花の中心は、黄緑で、

花茎の色も、茶色っぽい



実は、この隠れた色が、非常~に、大切なのです

この隠し味を見抜く力が、人の心をつかむ商品作りにはかかせません !!





このように、どんな色が植物にあるのかを、

じっくりじっくり観察してもらいました。


私は、これを 『 虫の観察 』と呼んでいます!!!




自分が、小さな虫になったつもりで、植物をあっちこっち散歩してみてくださいね!って



あらー白い花びらだけど、中心は、黄色い花ね~

あら!こんなところに、赤い毛がはえてるのね~

ヘー・・ラベンダーのパンジには、よーーーく観察すると青い線がはいってるんだ~


様々な発見があると思います。



生徒さんたちにも、『 虫の目観察 』 をしてもらい、

隠れた色を探し、花の中に、あった複数の色を

色鉛筆で、記録してもらいました。




虫の眼観察





そして、、、
1時間目に勉強した配色のポイントをベースに
どのカラーポットが、


花を美しく見せるのか

商品性を高めるのか



をますは、頭で考えてもらい、


そして、次に、実際にカラーポットを花苗に着せ替えをしてもらいました!  

 



安城カラーポット




ポットの色を変えると、

かわいい

それ、いいー

あ、それは、よくなーい。 だめ~


と、どんどん、みんなから、意見が出あっていました。
良い感じ、良い感じ





安城ポット1 

花色が生きるとってもかわいいコーディネート。





安城ポット2

右は対照的なカラーで、元気よくビビッドに!
左は、パステルカラーで、春らしい柔らかなイメージですねっ!




安城ポット 

小さな写真で、わかりづらいですが、

これはグレイッシュなヘデラなのですが、
ポットの色も、ちょっと濁ったピンク色と明るいベージュ
を選んでくれました。

冬場の寒さで、ヘデラの茎の色が赤くなっていますので、
左のピンク色は、茎の色と同じ色相で、とても綺麗でした。



グレイッシュな植物に中間色(灰色のはいった濁りのある色)

を選択するとは、すばらしい感性です!!

皆の将来が楽しみです!!






そして、班ごとに、花苗ごとのベストカラーを、2色選んでもらい、
前に出て、発表をしてもらいました。 
 



安城発表小 
発表タイム!




どうして、この花苗に、この色のカラーポットを
選んだのか、理由も1時間目で習った配色のポイントを
使い説明してもらいました。


美しいものには、必ず理由があるのです





安城茶モス 




そして今回の授業でも、この モスグリーン茶系のポットが複数の班で選ばれていました ↑


今まで、こういった実習は、一般向け、花関係機関、園芸学校等、で過去に数多くおこなってきましたが、

大人であろうと、高校生であろうと、

年齢関係なく、




緑と茶色は、植物に似合う、人々が心地よいって思う色なんだな~~

あらためて、感じました


まさに、緑と茶色は、木々の色、大地の色、The自然の色 なのです



ゆえに植物をイキイキと美しく自然にひきたたせてくれる色なのです。

これは、私達人間の本能、DNAにすりこまれた色でしょうね~~


説明無くても、本能だから、みんな、わかるんですね~
 
凄い!凄い!

自然って、素晴らしいね  


 

最後に、みんなと一緒に、記念撮影!
パチ☆
とっても、ステキな時間 & ステキな思い出になりました^^

みんな、ありがとうねー


安城農林写真
 


これからも、
今回の授業で習ったことを、日々の授業で、応用してみてね

今回の授業で、少しでも、色に興味をもってもらえたらいいなって思います!!







花を売る、花を生産する・・・花の仕事には、やっぱり色はかかせません。


私自身、花の色が好きで、農学部へ進学しましたが、
が、色彩の授業は、いっさいありませんでした。ガーン・・



無いなら、自分で、作ろう!と思い、
花の色 の様々な取り組みに挑戦しています!!



岐阜県立国際園芸アカデミーで、

”園芸色彩学”という名前で授業をおこなわせていただけることも、

私にとっては、とても意味のある 感慨深い 大きな出来事でした。

大変ありがたいことです。




今回の安城農林高校での授業も、同じです。




これからも、日本の花関係の教育機関において

『 園芸色彩学 』 があたりまえになるよう、頑張りたいと思います。


これが、私の使命の一つだと思い、一歩一歩これからも前進していきたいと思いまーす  


   


* * * * * * 

花・色・デザイン研究所  花色&心理&HappyDays

フラワーカラーリスト 荏原 温子 








 



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園芸色彩学 (岐阜県立国際園芸アカデミー)

10月1日 岐阜の国際園芸アカデミーで授業でした。

この園芸学校は、県立の園芸専門の専修学校です。




アカデミー小 



2004年の開校時より、”園芸の為のカラーコーディネート” の授業を担当させていただいています。


自然あふれる高原の中のまるでペンションのような校舎で
とても環境の良いところ

同じく岐阜県可児市には、バラ園で有名な花フェスタ記念公園もあります


アカデミー花壇 





10月2日の1日目は、
色彩の基礎をおこないました。
2コマ連続の授業です。


色とはそもそも、なあに?
綺麗な配色のポイントは、どうすれば良いの?


そして、
どうして、なぜ園芸に色彩が大切なのか。

今の時代背景、園芸業界の課題、
花のもっている力、価値などとともに、
これから、希望の園芸の仕事につこうと目をキラキラさせる学生の皆さんに
園芸の夢のあるステキな部分、、、そして厳しい現実、、、両面をおつたえしました。

色彩は、この両面のへだたりを小さくする一つの解だと思っています!



以前は、装飾の授業の中に、色彩の授業を数コマ
いれていただいていたのですが、
昨年から、” 園芸色彩学 ”という授業名を
つけていただけました。

このことは、私にとっては、とても意味のあることで
大きな一歩だと思っています。

( 専任講師の吉田先生のおかげです。
ありがとうございます )







モノごころついた頃から、植物の色が好きで、
小学生の頃から
農学部にいきたい、と思っていました。
そして、期待に胸ふくらませ、農学部へ進学しました。

が、、、、、、

学校で学ぶことは、
肥料、育種、害虫など ” 育てる ”ことばかりで、
色彩の授業をはじめ、
”飾る、楽しむ”ということを学ぶ授業は
何一つありませんでした


何か違うなあ・・・・と、当時も思っていました。。。


今も教育の現場はあまり変わっていないと思います。



あれからかなりの年月が流れ、
初心を貫き、無いなら、じゃあ自分で創ろう!と、
「 フラワーカラーリスト 」の肩書きで、
花の色に特化した仕事を、一歩一歩ですが、
模索し、紆余曲折しながらもなんとか、続けてきました!



この10年間、生産者の方や、花業界の方に
色彩の話をさせていただいていますが、
もし、学校の授業にあたりまえに色彩の授業があれば、
色彩は、園芸に必要なことという認識を
誰もが普通にもてるのではないかと、
痛感しています。


特に、男性は
色のことは、わからないから・・・
と、苦手な方が多いです


女性は、皆さん色に興味のある方が多いのです。


これは、性差、脳の構造が違うので、仕方ないことですが、
生産、売店ともに経営者、バイヤー、花に関わる
キーマンは、男性が多いので、
是非とも、男性の皆さんに
色彩に興味をもっていただきたい。




お花を買うのは、大半が女性ですからね。
女性のココロを、知るには、色は重要なポイントですよ




やはり、教育の現場(農業高校、園芸に関わる学科)には、
色彩の授業は必須だと思います。





ケイトウ1 


↑  ポットの色を変えるだけで、見栄えやイメージが随分変わります

あなたなら、何色を選びますか?





やっぱり、花の魅力は、色抜きに語れません。
花は太古の昔から美の象徴です。



どう見せたら、本来の美しさをそこねず、
又、より美しく見せるには、どうしたらいいのかな・・・と
常に考える癖は、大切ですからね



国際園芸アカデミーの
学生さん達も、この授業で、色の面白さや
可能性を、何か感じ取って、是非とも将来の夢に役立てて欲しいと思います!!



花屋さんやガーデンデザインだけでなく、生産者の方こそ、これからは、
色やセンスは、とっても大きな経営資源なりますからね。
がんばりましょう




授業は、まだまだ、続きまーす!!








プロフィール

  haruko rose 

Author:  haruko rose 
* * * * *


花・色・デザイン研究所代表 
フラワーカラーリスト
フラワーカラーコーディネーターのパイオニア




ものごころついた時から、植物が大好きでした。
今も小さい頃のワクワクした気持ちを忘れずに、花の魅力を1人でも多くの方にお伝えしたく、日々花に関わる毎日です。

特に、花の色彩の心理的効果に興味をもっています。

「バラの花色と花型によるイメージ分類の研究」を通し、数多くのバラと向き合い、どんどんバラの魅力にはまっています。

気になるバラであなたのココロを映しだす・・そんな 「バラ診断」 により、なりたい自分になる、輝ける自分になれる、そんな明るい未来のきかっけ作りのお手伝いをしています。



一輪のバラで、happy colorful life !

 


* * * * *


花・色・デザイン研究所
http://www.h2.dion.ne.jp/~nonoha/


* * * * *

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